好きな人生を楽しんでいたら、健康につながる習慣が残っていた話

豊田麻琴(とよだまき)腸内環境を可視化してあなた本来のリズムへ導くウェルネスコーチング|健康系福利厚生人気ランキングで最も喜ばれる腸内フローラ解析 | FRONT
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50代から、私は「鍛える身体」より「人生を楽しめる身体」をつくりたい

「あと少し絞りたい」

「もっと筋肉をつけたい」

「次こそ結果を出したい」

筋トレをしていると、いつの間にか「もっと」が増えていきませんか?

私もそうでした。

50代になってから約3年間、身体を絞り、フィットネス大会に挑戦してきました。

大会そのものは今でも好きですし、これからも筋トレをやめるつもりはありません。

でも最近、私の中で身体づくりの目的が少し変わってきました。

50代からは「どれだけ絞れるか」より、

「どれだけ人生を楽しめる身体でいられるか」を大切にしてもいいんじゃない?

そんなことを考えています。

50代で、まさか私がステージに立つなんて

そもそも大会に出るようになったきっかけは、ダイエット目的で始めたパーソナルトレーニングでした。

トレーナーさんから、「大会に出てみたら?」と誘われたのです。

50歳を過ぎて、人前でブラトップとレギンス姿になってステージに立つ。

それまでの私には、およそ考えられないことでした。

それでも「やってみよう」と思った理由の一つが、

自分の強みです。

私はGallup認定ストレングスコーチでもあり、「目標志向」×「達成欲」という資質が上位にあります。

ちょっと高いゴールがある方が頑張れるタイプ。

部活経験もなかったので、

「もし入賞できたら、今まで経験したことのない達成感を

味わえるかも」と思いました。

結果として、まだ上位入賞という目標には届いていません。

でも、大会のおかげで手に入ったものがあります。

運動習慣です。

大会が終わったオフシーズンの今も、身体を動かすことが日常になりました。

だから私は、大会を否定する気持ちはまったくありません。

トレーナーさんにも、大会に挑戦し続けている方にも敬意があります。

ただ最近は、

大会は「努力の発表会」くらいに捉えてもいいんじゃない?

と思うようになりました。

順位がつく以上、優勝者以外は「もっとできたかもしれない」と感じることがあります。

でも、順位表には、

「運動嫌いだった人が運動を好きになった」

「自分の身体と向き合えるようになった」

「50代で初めて挑戦した」

なんてことは載りません。

それも立派な成果だと思うのです。

私をステージまで連れて行った「強み」が、私を追い立てることもある

ここで、ストレングスコーチとして面白いことに気づきました。

私を大会のステージまで連れて行ってくれたのは、間違いなく「目標志向」×「達成欲」という私の強みです。

でも同じ強みが、

「次はもっと」

「まだ足りない」

「もう少し絞れる」

と、自分を追い立てる方向に働くこともあります。

強みって、使えば使うほどいいわけではありません。

今、自分の強みが「自分を満たす方向」に働いているのか。

それとも「自分を追い立てる方向」に働いているのか。

そこに気づくことも、自分を客観的に見るメタ認知力の一つだと思っています。

これは健康づくりでも同じではないでしょうか。

真面目な人ほど、

「毎日歩かなきゃ」

「筋トレしなきゃ」

「食事を管理しなきゃ」

と、健康になることそのものを新しい“競技”にしてしまうことがあります。

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腸内フローラ解析が教えてくれたのは「答え」ではなく

「問い」だった

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そんなとき、自分自身の腸内フローラ解析の結果を改めて眺めました。

私が受けた検査では、マイクロバイオーム健康度は86点。

多様性や、代謝・免疫、神経、皮膚・筋肉、短鎖脂肪酸などに関連する項目には、比較的良い評価がありました。

一方、「ストレスの健康に関連する腸内細菌」は低い評価でした。

そして事前の質問票を見ると、

「夜中に目が覚める」

「睡眠が浅い」

には「よくある」と答えていました。

ここは誤解してほしくないところです。

この腸内フローラ解析によって、私の睡眠やストレスの原因が

判明したわけではありません。

「この菌が少ないから眠れない」といった因果関係も未確認です。

検査結果が「もっと休みなさい」と教えてくれたわけでもありません。

でも、検査結果+自分が感じていること+普段の生活

を一緒に眺めてみると、一つの問いが生まれました。

「今の私に必要なのは、もっと身体を追い込むことなのかな?」

もしかすると、

今ある筋肉や運動習慣を大切にしながら、「回復すること」にも目を向ける時期なのでは?

これは現時点では、私自身についての一つの仮説です。

でも私にとって腸内フローラ解析の面白さは、ここにあります。

結果に一喜一憂するためではなく、

「今の私の暮らしって、どうなんだろう?」と自分を見る材料にすること。

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筋トレをすると、女性らしさがなくなる?

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ここも誤解されたくないので、はっきり書いておきます。

私は、

「40代、50代の女性は筋トレをしない方がいい」

とは考えていません。むしろ年齢を重ねるからこそ、筋力を保つことは大切だと思っています。

私自身も筋トレを続けます。

そして、筋トレを続けること自体が「シワを増やす」「女性らしさを失わせる」という因果関係については、

私には確認できていません。ここは未確認です。

私が疑問を感じるのは筋トレではなく、

「筋肉をつけること」と「身体を極端に絞ること」が、

いつの間にか同じ目的になってしまうこと。

健康になるために始めた運動なのに、

もっと細く。

もっと絞って。

もっと筋肉を見せて。

もっと評価されたい。

そのために食事や休息まで削っているとしたら、

一度、

「私は何のために鍛えているんだろう?」

と問い直してもいいと思うのです。

最近の私は、健康のためではなく「猫を探すため」に歩いています(笑)

朝のウォーキングも変わりました。

以前なら、

「健康のために30分歩こう」

だったかもしれません。

今は、

「今日、あの地域猫いるかな?」です(笑)。

猫を探して歩く。

見つけたら嬉しい。

触れ合ったら癒やされる。

そして気づけば、ちゃんと歩いている。

「健康のために歩かなきゃ」ではなく、

楽しいから外へ出たら、結果として身体を動かしていた。

最近、この違いは結構大きいんじゃないかと思っています。

人とのつながりや動物との触れ合いには、いわゆる「愛情ホルモン」と呼ばれる物質などが関係する可能性があります。

ただし、

「猫を触れば○○ホルモンが増えて健康になる」

という単純な因果関係は未確認です。

だから私は、ホルモンを一つずつ追いかけるより、

動く・食べる・眠る・休む・笑う・誰かとつながる。

全部まとめてヘルスケアだと考えたいのです。

筋トレでつくった筋肉を、人生に還元したい

最近、筋トレで培った力を、家事や庭仕事にも

もっと使いたいと思うようになりました。

もちろん、

「筋トレの代わりに家事をすればいい」

という意味ではありません。

筋トレ × 日常生活。

鍛えた脚で歩く。

筋力があるから庭仕事ができる。

荷物を自分で持てる。

旅行を楽しめる。

仕事を続けられる。

大好きな人と出かけられる。

そして年齢を重ねても、自分の脚で行きたい場所へ行ける。

筋肉って、そのためのものでもありますよね。

「見せる筋肉」から「人生に使える筋肉」へ。

大会でつくった筋肉を、これからは人生に還元していきたいと

思っています。

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「全員8,000歩」だけでは続かない理由

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これは個人のヘルスケアだけでなく、企業の健康施策にも通じる話だと思っています。

私は長く企業研修にも関わってきましたが、人によって「動けるスイッチ」は違います。

目標があると頑張れる人。

仲間と一緒なら続く人。

数字を記録するのが楽しい人。

誰かの役に立つと頑張れる人。

一人でマイペースにやりたい人。

だから、

「全員○歩歩きましょう」

という健康施策だけでなく、

「あなたなら、どんな方法なら続けたくなりますか?」

という視点も必要なのではないでしょうか。

自分の身体の状態を知る。

自分の強みを知る。

自分が無理をしていることにも気づく。

そして、自分に合ったヘルスケアを選択する。

こうしたメタ認知力を育てることも、これからの健康施策の一つの考え方だと思います。

それが直接、従業員満足度を高めると断定できるわけではありません。

ただ、「健康のためにやらされる施策」より、「自分に合った方法を選べる施策」の方が、働く人自身が健康について考える

きっかけにはなるのではないでしょうか。

今日、一つだけ自分に聞いてみませんか?

運動習慣がある人も。

大会を目指している人も。

トレーナーとして誰かの身体づくりを支えている人も。

まだ運動習慣はないけれど、健康が気になり始めた人も。

そして、会社で誰かの健康を支える立場にいる人も。

今日、一つだけ問いかけてみてほしいのです。

「私は、何のために健康でいたいんだろう?」

痩せたい。

若々しくいたい。

大会で結果を出したい。

健康診断の数字を良くしたい。

もちろん、それも素敵な目標です。

でも、そのもう一つ先には何がありますか?

家族と旅行したい。

好きな仕事を続けたい。

庭いじりを楽しみたい。

猫を追いかけたい。

80歳になっても、自分の脚で好きな場所へ行きたい。

その景色が見えたら、

健康づくりは少しだけ「やらなきゃ」から変わるかもしれません。

50代からの身体づくりは、

「どれだけ絞れるか」から

「どれだけ人生を楽しめる身体でいられるか」へ。

筋肉を何kgつけるかだけではなく、

その筋肉を使って、誰と、どこで、どんな人生を送りたいのか。

私はそこまで含めて、これからの自分のWell-beingを考えていきたいと思っています。

だから筋トレもする。

ちゃんと休む。

好きなものも食べる。

家族との時間も大事にする。

そして朝になったら……

たぶん明日も、地域猫を探して歩いています(笑)。

「健康のために頑張る」より、「好きな人生を楽しんでいたら、健康につながる習慣が残っていた」。

そんなヘルスケアが、私にはちょうどいいのかもしれません。

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